さいたま市で7日、“飲酒運転”による衝突事故が発生した。交差点で白い車が大きくはみ出すと、タクシーと正面から衝突。タクシードライバーが白い車の運転手に声をかけると、「寝ていた」と話したという。警察の調べで呼気からアルコールが検出されており、飲酒量などを捜査している。

「きゃっ!なんですか?これ…」タクシー車内に悲鳴

さいたま市・大宮区で7日午前1時15分過ぎに撮影されたのは、“飲酒運転”による事故の瞬間だった。

悲鳴が響き渡るタクシーの車内(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
悲鳴が響き渡るタクシーの車内(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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交差点を左折してきた白い車が対向車線に大きくはみ出し、そのままタクシーと正面衝突してきたのだ。

タクシーの車内には、ドライバーや乗客の「うわ!」「きゃっ!なんですか?これ…」といった悲鳴が響き渡る。ドライバーは「ひどいなー…くっ…。居眠りだよたぶん」と唸っている様子も残されていた。

衝突した後に白い車は動く様子がなく、ドライバーは様子を見に行ったという。

「目がトロンとしていた」と語っているタクシードライバー(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
「目がトロンとしていた」と語っているタクシードライバー(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

タクシードライバー(76)は「(白の車のドライバーは)目がトロンとしていた。ぼーっとして焦点が合わないような目をしている。『どうしたの?寝てたの?』って私は聞いた。そしたら『寝てました』と言っていた」と語っている。

ペシャンコになったタクシーのバンパー部分(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
ペシャンコになったタクシーのバンパー部分(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

タクシーのバンパー部分はぺしゃんこになり、衝撃の大きさを物語っていた。

運転手の呼気からアルコール検出

事故後、「車両が道路中央に止まっていた」と近くにいた通行人が110番通報。駆けつけた警察が白い車の運転手を調べたところ、呼気からはアルコールが検出されたという。

警察は飲酒の量など捜査中(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
警察は飲酒の量など捜査中(FNN投稿サイト「ビデオPost」)

この事故によるけが人はいなかったが、警察は白い車の運転手がどれぐらいの酒を飲んでいたのかなどを捜査している。
(「イット!」 9月9日放送より)

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