真夜中のさいたま市で目撃されたのは、飲酒運転による「事故の瞬間」。
交差点を左折してきた白い車が、対向車線に大きくはみ出し、そのまま正面衝突。
タクシーの車内には、ドライバーと乗客の悲鳴が響き渡ります。
動かない白い車。
タクシードライバーが様子を見に行くと、「(白の車のドライバーは)目がトロンとしていた。ぼーっとして焦点が合わないような目をしている。『どうしたの?寝てたの?』と私は聞いた。そしたら『寝てました』と言っていた」といいます。
ぺしゃんこになったタクシーのバンパー部分は、衝撃の大きさを物語っています。
「車両が道路中央にとまっていた」と近くにいた通行人が110番通報。
駆けつけた警察が白い車の運転手を調べたところ、呼気からはアルコールが検出されたということです。
この事故によるけが人はいませんでしたが、警察は、白い車の運転手がどれぐらいの酒を飲んでいたのかなどを捜査しています。