秋田県大仙市の児童が9日、大雨被害に見舞われた仙北市の上桧木内地区を訪れ、自然災害の恐ろしさを学びました。
仙北市西木町上桧木内地区を訪れたのは、大仙市の中仙小学校の4年生です。氾濫したあとの桧木内川周辺を捉えた映像を見た児童たちは、日常とはかけ離れた光景から自然災害の恐ろしさを学びました。
児童は「水の危険さを学んだ。水が怖いということが良い勉強になった」と話していました。
続いて子どもたちが向かったのは、災害を減らす役割を持つダムです。水をため込むことで洪水の被害を減らします。
職員は「実際の洪水・大雨で非常用のゲートを使ったことはありません。なんとかため込んでこれました」と説明しました。
児童たちは「すごい」「建設業の人が災害が起きたときにすぐに直すのがすごいと思った」「水を使いすぎないように、危なくないように使っていきたい」などと話し、ダムの役割について改めて関心を高めていました。