日経平均株価が、一時、取引時間中の最高値を更新しました。

9日の東京株式市場、平均株価は、一時上げ幅が500円を超えて、初めて4万4000円台をつけました。

次の政権による大規模な経済対策で、積極的な財政が打ち出されることへの期待感にアメリカ市場の株価上昇の流れも加わって、取引開始直後から買い注文が広がりました。

ただ午後は、利益を確定させる売りが優勢となり、平均株価は値下がりに転じました。

市場関係者からは、自民党総裁選での経済政策をめぐる論戦の行方を見極めたいとする声が上がっています。

9日の東京株式市場の日経平均株価は、8日より、184円52銭安い、4万3459円29銭、TOPIX(東証株価指数)は3122.12で取引を終えました。

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