北海道美唄市で9月8日夜、走行中の車のドライバーが親子とみられるクマ3頭を目撃ました。

 警察は夜間の走行に注意を呼び掛けています。

 クマが目撃されたのは、美唄市郊外の我路町菊水の道道135号の林や山に囲まれたエリアです。

 8日午後11時30分ごろ、富良野から美唄市方面に車で走行していた40代の男性が、道路の真ん中にいる3頭のクマに気付き、目前で急ブレーキを踏みました。

 車はギリギリの距離でクマとの接触を避け、男性にケガはありませんでした。

 クマは親子グマとみられ、親グマは体長約1.5メートルほど、子グマとみられる2頭は体長1メートルほどでした。

 2頭は、直後に南の山の方に立ち去って行きました。

 男性は美唄署を訪れ「クマとぶつかりそうになった」と申告しました。

 現場周囲は山や林に囲まれ、夜は灯りも乏しい場所だということです。

 警察がパトカーで警戒活動を行いましたが、クマの姿や痕跡は見つからず、
被害の報告も入っていません。

 警察は夜間の走行には特に注意を払うように呼び掛けています。

北海道文化放送
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