9月6日、長沼町で球史に残る名勝負、「19年ぶりの再戦」が行われました。

 2006年、夏の甲子園決勝。延長15回引き分けの末、行われた再試合で、早稲田実業が駒大苫小牧を抑え、初優勝を果たしました。

 この日、斎藤佑樹さんが手がけた「はらっぱスタジアム」に、甲子園決勝に出場した両チームOBが集結し、「19年ぶりの再戦」が行われました。

 「最後はあの時の記憶がそうさせてくれたというか、そんな思いで最後まで投げきれました」(斎藤佑樹さん)

 試合は7回制で、早実OBの斎藤佑樹さんが110球の力投。見事な三振も奪います。

 そして試合中には、あの「ハンカチ」を取り出す名シーンも披露しました。

 「楽しかったですね。久しぶりにこうやって野球をやることと、あの時のメンバーでできたので本当に感無量です」(斎藤佑樹さん)

 再戦のもう一人の立役者、駒大苫小牧OBの本間篤史さんは。

 「これを少年少女に見てもらって、野球やってたら何年後にはこういう友情関係があるんだよって伝わればいいなと思ってます」(本間篤史さん)

 色褪せない名勝負と友情。この思いは、次世代の子どもたちへと引き継がれてゆきます。

北海道文化放送
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