アメリカ南部ジョージア州にある韓国企業の工場で行われた大規模な摘発で、拘束された労働者の中に少なくとも日本人3人が含まれていることが分かりました。

アメリカの国土安全保障省などは4日、南部ジョージア州にあるバッテリー工場で、不法滞在などの疑いがある475人の外国人労働者を拘束したと発表しました。

この工場は韓国の自動車メーカー「現代自動車」とバッテリーメーカー「LGエナジーソリューション」の合弁会社が建設中のバッテリー工場で、韓国外務省は拘束された外国人労働者のうち、300人以上が韓国人だとしています。

一方、LGエナジーソリューションによりますと、拘束された外国人労働者の中に協力会社の日本人が少なくとも3人含まれているということです。

この日本人はバッテリー製造装備を生産する企業に所属しているということで、アメリカ現地の日本領事館も面会したということです。

また日本の外務省も拘束された労働者の中に日本人が含まれていることを確認しているとしています。

韓国側は今回の摘発を受けて、10日にもチャーター便をアトランタ空港に出発させ、拘束された労働者を帰国させる方針ですが、拘束された日本人が搭乗するかは分かっていません。

フジテレビ
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国際取材部
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