イスラエル軍は9日、上空からビラを投下し、ガザ市の住民に避難するよう警告しました。
イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザの最大都市・ガザ市の制圧計画を進めていて、9日、上空からビラを投下し、住民に南部へ避難するよう警告しました。
これに先立ち、ネタニヤフ首相は8日、過去2日間でイスラム組織ハマスの拠点となっているガザ市の高層の建物50棟を破壊したと明らかにしたうえで、「これはガザ市での地上作戦の序章にすぎない」として、攻撃を強化する方針を強調しています。
これに対し国連は、100万人がいるとされるガザ市の住民の避難は、食糧不足や病気などにより難しく、イスラエル軍が制圧作戦を進めれば大惨事になると警告しています。