今年7月と8月の夏山シーズンに発生した山岳遭難の件数が過去最多となりました。
県警によりますと、今年7月から8月にかけての山岳遭難は90件、遭難者の数は97人で、いずれも去年を大きく上回り過去最多となりました。
7月から好天が続いたことで登山者が増えたことが背景にあるとみられ、転落や滑落も増え、死者は9人と、去年のゼロから大幅に増えました。
また、特に好天が続いた7月は山での熱中症患者も7人と増え、夏山のシーズンを通しては9人が熱中症と判断されました。
県警は今月からの秋山シーズンでも無理な登山計画を立てないなど登山者に注意を呼びかけています。