風化したサンゴを原料にした建築資材などを開発する企業が、沖縄県内で初めてクールジャパンアワードを受賞しました。

クールジャパンアワードのアウトバウンド部門で受賞したのは、名護市にある沖坤が手掛ける建材ブランド「ウルサンゴサイクル」です。

死んで風化し、海底に堆積したサンゴを塗り壁などに活用したものでサンゴの微細な穴が臭いや湿気を吸着するのが特徴です。

アウトバウンド部門は日本の魅力を発信し海外での需要が期待される商品に贈られる賞で、県内企業の受賞は初めてです。

また、泡盛の蒸留粕と風化したサンゴを使った養殖基盤も開発し特許を取得していて、比嘉卓也社長は「サンゴを守る環境と社会に寄与していきたい」と意気込みを語りました。

沖縄テレビ
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