株価の上昇基調が9日も続いています。
日経平均株価は一時、取引時間中として初めて4万4000円を上回りました。
「ポスト石破」への期待が投資家の背中を押す流れは9日も続いています。
日経平均株価は、取引開始直後から上昇ピッチを強め、一時上げ幅が500円を超えて、初めて4万4000円台をつけました。
次の政権による大規模な経済対策で、積極的な財政が打ち出されることへの期待感に、アメリカ市場の株価上昇の流れも加わって、幅広い銘柄に買い注文が広がる展開が続いています。
市場関係者が注目するのは、自民党総裁選で各候補者が経済政策についてどのような主張を展開するかです。
期待が先行する株高が続く中、「今後の論戦次第では、買い一辺倒にならない可能性がある」との声も上がっています。
9日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、8日に比べ、88円99銭高い、4万3732円80銭、TOPIX(東証株価指数)は3140.09でした。