立憲民主党など野党7党派の国会対策委員長は9日午前、国会内で会談し、9月中に臨時国会を召集するよう自民党に求めていく方針で一致しました。
立憲民主党・笠国対委員長:
これ以上、自民党の党内事情でさらに政治空白が続くということは許されない。
会談後、立憲民主党の笠国対委員長は、「国民の負託に応えていくのが政治の当然の責任だ」との考えで野党が一致したと明かし、自民党が早期召集に応じない場合は、憲法の規定に基づいて、野党が結束して臨時国会召集を求める考えを示しました。
また、国民民主党の玉木代表は会見で、自民党が党員投票を行う総裁選を実施することで臨時国会の召集時期が10月20日の週になる可能性があると指摘したうえで、「長すぎる夏休みを早くやめて物価高対策に取り組むことを求めていきたい」と述べています。