9月7日午後、宮城県東松島市で衣料品店の外壁に軽乗用車が突っ込む事故があり、運転していた80代の男性が、およそ8時間後に死亡しました。
7日午後2時50分ごろ、東松島市大曲の「ファッションセンターしまむら矢本店」に軽乗用車が突っ込みました。
この事故で、軽乗用車を運転していた近くに住む無職・菊地忠雄さん(87歳)が会話ができる状態で石巻市内の病院に搬送されましたが、その後容体が急変し、およそ8時間後に死亡が確認されました。死因は出血性ショックでした。
警察によりますと、搬送時、菊地さんは「お腹が痛い」と話していて、肝臓からの出血があり、持病が影響した可能性もあるということです。
事故当時、店は営業中でしたが、従業員や客でけがをした人はいないということです。
現場の状況などから、菊地さんは、自宅の駐車場から直進して突っ込んだとみられていて、警察はアクセルとブレーキを踏み間違った可能性があるとみて事故の原因を調べています。