9月11日から沖縄県内などで日米共同訓練が行われるのを前に、5日、沖縄防衛局が県に対し、訓練の内容や新たな地対艦ミサイルシステムを使用することなどを説明しました。

11日から25日にかけて実施される日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」には、日米あわせて過去最大規模の1万9000人が参加する予定です。

沖縄防衛局の職員が5日、県庁を訪れ、米軍が新たな地対艦ミサイルシステム
NMESIS(ネメシス)や、短距離地対空システムMADIS(マディス)を石垣市に展開し、訓練で使用することなどを説明しました。

沖縄県基地対策課 又吉信統括監:
民間空港、港を使うということであれば、そのあと駐屯地まで公道を使うということで、いろんな市民の意見があるので配慮をお願いしますと申し入れた

訓練の開始まで1週間を切った中で説明がされたことについて、県は情報提供の遅さに苦言を呈しました。

一方、与那国町では、予定されていた高機動ロケット砲システム、ハイマースの展開を取り止めて、駐屯地内でけが人の救護訓練のみが行われる計画だということです。

沖縄テレビ
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