2024年11月、沖縄本島北部の羽地内海で起きた大型作業船の火災について、フランス軍が陸軍士官候補生が関与した可能性があるとして、8月に捜査当局に通報していたことがFNNの取材でわかりました。

2024年11月、羽地内海に放置されていた大型作業船で起きた火災では、複数人が現場から逃走するのを付近の住民が目撃していて、第十一管区は放火の可能性も視野に捜査しています。

フランス軍事省はFNNの取材に対し、陸軍の士官候補生らが火災に関与した可能性があり、8月30日に現地の検察当局(共和国検事)に通報したことを明らかにしました。士官候補生らは火災当時、神奈川県横須賀市にある防衛大学校に交換留学中だったということで、フランス軍は関与が確認されれば「厳正に対処する」としています。

第十一管区は「捜査中で詳細は答えられない」としています。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。