島根県の商工会議所連合会が、物価高で厳しい経営が続く中小企業への支援や山陰自動車道の早期全線開通を求めて島根県の丸山知事に要望書を提出しました。
9月2日浜田市で開かれた会合には、県内8地区の商工会議所の会頭が参加し、県全域の課題について最重点6項目、重点6項目にまとめた要望書を丸山知事に手渡しました。
最重点項目の中では、原材料高騰に苦しむ中小企業への総合支援や、山陰自動車道の早期全線開通などを要望しました。
また、要望書には各地区が抱える課題として地域観光の推進やインフラ整備なども盛り込まれました。
島根県・丸山知事:
「それぞれ個別の重要な課題の要望を受けたので、改善に向けてそれぞれ取り組んでいきたい」
県は要望を来年度予算編成の参考にしながら、県内企業の業績回復を支援したいとしています。