プロフィギュアスケーターの宇野昌磨さん(27)。オリンピックなど世界の舞台で活躍し、2024年からプロとして活動している。自身がプロデュースするアイスショー『Ice Brave2』が、2025年12月に島根・出雲市で開催されることになり、今回開催地を訪れた宇野さんにショーへの思いを聞いた。

8月28日、出雲市役所を訪れたプロフィギュアスケーターの宇野昌磨さん。
12月に出雲市で、自身がプロデュースするアイスショーを開催することを飯塚市長に報告した。
プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
出雲市でショーをやらせて下さることに嬉しく思います。好きなようにはしゃいで、大きく手拍子して、声を出してOKな感じで、すごくエネルギッシュなライブ感のあるショーというのがコンセプトです。
2024年にプロ転向後アイスショーをプロデュース 第1弾公演で成功
2024年にプロに転向し、アイスショーの構成・演出からキャスティングまですべてをプロデュース。6月から7月にかけ愛知県など3か所での公演を成功させた。
そしてその第2弾として全国公演を再開。出雲市では12月6日と7日に開催される。
28日は宇野さんが公式グッズを携えて出雲市役所を訪れ、市長など関係者にイベントへの協力を呼びかけた。
プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
貴重な体験、貴重な時間にできるように、みなさんにいろいろなものをぶつけてお届けしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。
『Ice Brave2』にかける思い ニュース生出演で語る
その宇野さんが、8月28日に放送されたTSK news イット!に生出演。
アイスショー『Ice Brave2』にかける思いを語った。

福島睦アナウンサー:
まずは宇野さん、島根県への訪問は今回が初めてでしたか?
プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
今回が初めてです。おいしいお肉をいただきましたし、ぜんざいやノドグロも楽しみです。

五輪2大会連続メダル獲得 世界選手権2連覇などフィギュアスケート界牽引
福島睦アナウンサー:
また、ゆっくり島根を楽しんでいただきたいです。
さて宇野さんと言えば、世界の舞台で数々の栄光に輝いたトップアスリートです。
オリンピック2大会連続メダル獲得。世界選手権2連覇。全日本選手権は6度優勝。日本のフィギュアスケート界を常に先頭に立ち、けん引してきた宇野昌磨さん。

2024年5月にプロに転向し、6月と7月には自身がプロデュースする初めてのアイスショー『Ice Brave』を全国3か所で開催しました。
構成・演出・選曲・キャスティングまで全てにわたって宇野さんが携わるアイスショー。
魂を揺さぶる圧巻のパフォーマンスで多くのファンを熱狂させました。

その宇野さんのアイスショーのセカンドシーズン、『Ice Brave2』がいよいよ12月、島根県にやってきます。このアイスショーはどのような思いで立ち上げたのでしょうか?
熱い思いに応えたい…多くのサポートで完成
プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
当初は僕自身プロデュースすることが自分では考えたことがないことで、みんなを引っ張っていくこともやったことがなかったので、不安もたくさんあったけど、それ以上の熱い思いを運営サイドや事務所からいただいたので、その思いにお応えしないといけないと感じたのが始まりです。

始まってみれば難しいこともあったが、それ以上にたくさんの方がサポートしてくださって、会場に足を運んでくださった皆さんが大きな盛り上がりで『Ice Brave』を完成させてくれたと思います。
福島睦アナウンサー:
『Ice Brave』は全国3か所で全9回の公演でした。終えてみて、観客の反応などはいかがでしたか?

プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
とても貴重な楽しい経験ができました。初公演の前は緊張だったりとか、初のプロデュースだったので、どんな風に見られるのか、どんな風に伝わるのか、いろんな思いがあった中で、始まる直前にまだ僕たちが出ていないけど、大きな盛り上がりをいただいて、正真正銘みんなの声援、拍手に支えられることを経験した一瞬でした。

福島睦アナウンサー:
豪華なキャスト陣の息ピッタリのパフォーマンスも話題を呼びましたが、キャスティングも宇野さんが担当されたということで、どんなメンバーを集めたのでしょうか?
人間性や関係値を重要視 “良いチーム”に成長
プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
ひとりひとりの個性や良さもあるんですが、みんなを引っ張っていくことが得意ではないので、各々自分たちでも練習してきてくれたりとか、人間性で選んだりとか、関係値とかを重要視して良い雰囲気のチームになったと思います。
福島睦アナウンサー:
さて、ここからは宇野さんご自身についても伺いたいと思います。
オフの日はどんな風に過ごしていますか?

プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
ゲーム三昧で楽しい日々を送っています。
福島睦アナウンサー:
宇野さんといえば、自身のYouTubeチャンネルでゲームの配信チャンネルを持っているほどの“大のゲーム好き”としても知られています。宇野さんにとって、ゲームとはどんな存在ですか?
オフの日は「ゲーム三昧」 YouTubeの配信チャンネルも
プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
悪く捉えないで欲しいのですが、“スケートよりも頑張っている”というのは間違いないです。
もちろんスケートにも熱を入れていますが、種類が違って、ゲームの話をする時はワントーン上がっていると思います。
福島睦アナウンサー:
では改めて、セカンドシーズンを迎える宇野さんのアイスショーの見所を教えてください。

これまでの経験生かし『Ice Brave2』で“最高のパフォーマンス”届けたい
プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
先ずは『Ice Brave』の2を迎えられることをうれしく思います。「1」での貴重な経験を生かし、もっともっと皆さんに驚いて、僕たちも良い経験をさせてもらったので、皆さんにも良い経験をさせてあげたい思いが強くあるので、いろんな試行錯誤を経て、素晴らしいものを届けられればと思います。
福島睦アナウンサー:
進化を遂げた宇野さんプロデュースのアイスショー『Ice Brave2』の島根公演は、12月6日と7日に合わせて3回、出雲市の宍道湖公園湖遊館で開催されます。
プロフィギュアスケーター・宇野昌磨さん:
出雲市で公演させていただけることがとてもうれしく思います。皆さんの貴重な時間と貴重な機会を貰っていますので、素晴らしいものをお届けできるように、最高のパフォーマンスをしたいと思います。
(TSKさんいん中央テレビ)