沖縄からハワイへ移民が渡って、2025年で125年となります。
ハワイでは沖縄にルーツを持つ県系人が中心となり沖縄フェスティバルが開催され、次世代のウチナーンチュネットワークへの継承を誓いました。
2025年年で43回を数えるオキナワン・フェスティバルは、ハワイの県系人が受け継いできた沖縄文化を体験できるイベントです。
ハワイ県系人:
ウチナーンチュは心にある何の(ルーツ)かは関係なく、みんな同じように沖縄の文化が好きだから集まっている。これがじょーとー
今年は沖縄から最初の移民がハワイへ渡って125周年を記念したイベントとなり、沖縄から多くの人が参加しました。
玉城知事は戦後80年の節目に際し、沖縄の復興に尽力したハワイの県系人の功績に感謝しました。
玉城知事:
海を隔てても、皆様がいつも温かい援助の手を沖縄に差し伸べてきてくれた事を私たち沖縄県民は決して忘れません
海外のウチナーンチュネットワークの先駆けともなったハワイの県系人たち。
異国の地で様々な困難に直面しながらも、戦後の食糧難にあえぐ故郷に豚550頭を贈るなど、復興を支え首里城再建に向けても多くの寄付を寄せています。
沖縄へのつながりを大切にしてきたと話すのは世界ウチナーンチュ・ビジネス・ネットワーク「WUB」の創設者ロバート・仲宗根さんです。
ONWUB創設者 ロバート・仲宗根さん:
ウチナーンチュのゆいまーるの気持ちはハワイに残っていますね。沖縄の記憶は大事だと思いますから。ウチナーンチュの心は残っているからとても嬉しいですね
遠く海を越えて紡がれるウチナーンチュの心。
ハワイ沖縄連合会 フランセス・久場会長:
アロハスピリットはいちゃりばちょーでーのスピリットが一つになったもの。次の世代に皆で守りたいという気持ちです
沖縄とハワイとの絆は、未来へと受け継がれていきます。