立憲民主党の野田代表は2日、党の常任幹事会で、早ければ来週にも党の役員人事などを刷新する意向を示した。
会合で野田代表は、「先週参院選の厳しい総括案が了承されたことを踏まえて、党内改革に着手し、党勢拡大に向けた一丸となった体制を作っていきたい」と強調。
その上で「自民党よりも早く体制整備をするために、執行役員を含めた骨格人事に着手したい。来週のどこかで、しっかりと日程を決めて対応したい」と述べ、来週にも党の骨格人事を刷新する考えを表明した。
この日、自民党では参院選の総括の取りまとめが行われ、石破首相や森山幹事長ら執行部の進退にも注目が集まっていて、野田代表の発言は、こうした動きを念頭に置いたものと見られる。