8月、70代の女性が検察庁の職員を名乗る男に、事件の捜査名目で350万円を騙し取られていたことがわかりました。
8月10日、那覇市に住む70代の女性の携帯電話に沖縄県外の検察庁職員を名乗る男から電話があり、「あなたのキャッシュカードが悪用されていて調査の必要がある」と説明されました。
LINEのメッセージで資産を差し押さえる内容の令状のような画像が送られ、男は「預貯金などを調査する必要がある」などとして、指定された口座に金を振り込むよう女性に指示しました。
「捜査が終了したら金を返す」と説明された女性は指示通り約350万円を振り込みましたが、返金されなかったことから警察に相談し事件が発覚しました。
検察など公的な機関が捜査名目で金を要求する事はなく、警察は同じような電話を受けた際はすぐに応じず周囲に相談するよう呼びかけています。