那覇軍港の浦添・西海岸への移設に向け沖縄防衛局は1日、浦添市で環境影響評価の方法に関する住民説明会を開きました。
那覇軍港の浦添西海岸への移設計画について、沖縄防衛局は8月に環境影響評価に関する方法書の広告・縦覧手続きを開始しました。
工事や防波堤などの設置が及ぼす環境への影響予測や評価の方法などを沖縄防衛局のホームページで公開しています。
1日の住民説明会では出席者から「軍港が完成した後の影響に言及がない」などと指摘が相次ぎました。
また、オスプレイが運用された場合の騒音などについても不安の声があがりました。
沖縄防衛局の担当者は「供用後の周辺環境への影響については、関係法令に従って適切に対応する」と述べるに留まりました。
住民説明会は2日に那覇市で、3日は宜野湾市で開かれる予定です。
