東北新幹線は8月31日午後、北上駅(岩手県北上市)で線路の向きを変える装置が切り替わらない状態となり、一部列車で運転を見合わせました。
JR東日本によりますと、31日午後2時半ごろ、東北新幹線の北上駅構内の上り線で、ポイント(線路の向きを変える装置)が切り替わらない状態となりました。
この影響で、盛岡発東京行きの「やまびこ60号」が北上駅で運転を打ち切り、乗っていた乗客約200人は後続の「やまびこ166号」に乗り換える対応がとられました。
一連の対応で一部列車に遅れが発生し、合わせて1000人ほどに影響が出ましたが、現在は全線で平常通りの運転に戻っているということです。
JR東日本は、不具合の原因について現時点で不明としています。