9月1日の「防災の日」を前に、宮城県丸森町で8月31日、約1400人が参加した県の総合防災訓練が行われました。
31日の訓練は大雨で地盤が緩む中、地震により丸森町で家屋の倒壊や土砂崩れが発生したという想定で行われました。訓練には、関係機関や住民など約1400人が参加し、9つの会場に分かれて、さまざまな訓練に取り組みました。
このうち臨時のヘリポートとなった野球場では、孤立した集落へヘリで救出チームを送る手順や、救援物資をドローンで運ぶ方法を確認しました。
丸森町は2019年の東日本台風で大きな被害を受けていて、31日は水害に備えた訓練も行われました。
参加した住民
「訓練は何回でもやった方が身につくから多ければ多い方がいいと思う」
宮城県の総合防災訓練が丸森町で行われるのは今回が初めてです。