8月15日で終戦から80年となった中、宮城県庁では戦争で亡くなった人たちを追悼する式典が開かれました。
県庁で行われた戦没者追悼式には、村井知事や遺族など240人が参列しました。式では県遺族会の会長が追悼の言葉を述べました。
県連合遺族会 高橋義雄会長
「この現実を単なる過去のこととして片付けてはならない。いまだ帰れぬ御霊とその御霊を待ち続ける思いに、国として、社会として、深く向き合い続けなければならない」
その後、参列者たちは、およそ4万5000人とされる県内の戦争犠牲者に花を手向け、哀悼の意を捧げました。
遺族
「兄弟は私一人になった。私が元気なうちは会いたいと思って来た」
「80年なったんだなという気持ち。戦争は絶対にしてはならない」