北朝鮮による拉致問題についてです。
27日は高校生たちが企画した拉致問題の勉強会についてお伝えしましたが、28日は若者たちに指導する立場の教職員に向けて、拉致被害者家族の市川さん夫妻が講演を行いました。
講演を行ったのは拉致被害者家族の市川健一さんと妻・龍子さんです。
講演は大崎町教育委員会が教職員の人権意識向上を目的に主催したもので、町内にある6つの小中学校の教職員約70人が集まりました。
市川さんの弟、市川修一さんと増元るみ子さんは1978年8月12日、夕日を見に訪れた日置市の吹上浜で北朝鮮に拉致されました。
それから47年、市川さんが懸念するのは拉致問題が風化することです。
市川修一さんの兄・市川健一さん(80)
「拉致問題は一刻も早く解決しなければならない深刻な人権問題。拉致問題を忘れないでください。皆さんの力を私たち家族にお貸しください」
約1時間にわたり当事者の悲痛な叫びを聞いた教職員たち。
来週には2学期が始まりますが、子供たちを指導する立場としてどのような思いを抱いたのでしょうか。
聴講した教職員
「日本で起こったこと、同じ日本の中で苦しんでいる人がいる。そのことを中心に伝えていけたら」
「被害者の方々の心のことも考えながら、子供たちにも風化させてはいけないので、日本の問題としてしっかり心に留めておくべきと伝えたい」
28日は講演に先立って会場内で署名活動も行われ、教職員たちは拉致問題解決に向けて署名に協力していました。