2024年8月から嘉手納基地に一時的に配備されている米軍の無人偵察機について沖縄防衛局は期限を定めずに配備する方針を27日、沖縄県に伝えました。
米軍海兵隊の無人偵察機MQ-9は南西諸島の警戒や監視を目的に2024年8月から1年間の予定で嘉手納基地に暫定配備されました。
沖縄防衛局によりますと東シナ海などで海洋進出を強める中国や北朝鮮、ロシアを対象にした監視体制を強化するためとして米軍はMQ-9を無期限で嘉手納基地に配備する方針を固めたということです。
27日午後、沖縄防衛局の担当者が県庁を訪れMQ-9を無期限で配備する方針を伝えました。
基地対策課 又吉信統括監:
騒音が小さいなど説明をするかもしれないんですが、そういう小さいものが積み重なっているんですよという形で負担増だと。(負担)減の部分をもっと力を入れてくれということは申し上げました
沖縄県は基地負担軽減に逆行するとしてアメリカ軍に計画の見直しを働きかけるよう沖縄防衛局に申し入れました。