ブラジルで行われた新体操の世界選手権で日本代表・フェアリージャパンが団体総合で初の金メダルを獲得しました。メンバーの1人が長野県松本市の松本国際高校2年の花村夏実選手で、所属クラブのコーチや選手も喜んでいます。

リボンを手に華麗な演技を見せる選手たち。新体操日本代表「フェアリージャパン」です。日本時間の8月23日、ブラジルで行われた世界選手権で初の快挙を達成しました。

「ボール・フープ」の種目で、ボールを手にしている3人のうちの1人が松本国際高校2年の花村夏実選手です。

息の合った演技を見せる5人。チーム最長身169cmの花村選手も持ち味のダイナミックな演技を見せます。

「ボール・フープ」でトップだった日本。3位だった「リボン」との合計得点でも1位となり、団体総合で初の金メダルを獲得しました。

花村選手が所属する松本市の新体操クラブ「Wingまつもと R.G.」のコーチや選手たちも快挙を喜んでいます。

WingまつもとR.G.・西沢啓子代表:
「本当にビッグニュース。試合度胸の良い夏実さんなのでやってくれると思っていたが、まさか本当に金メダル。飛び上がって喜んだ」

花村選手は、4歳からクラブに所属し、新体操に打ち込んできました。クラブからフェアリージャパンの選出は初めてで、今回の快挙は選手たちにとっても大きな刺激となりました。

小6:
「同じチームの先輩が金メダルを取ってうれしかったし、すごいなと」

高3:
「大きな舞台で堂々とフロアに立っている姿すごくかっこよかった」

WingまつもとR.G.・西沢啓子代表:
「ロサンゼルス五輪の出場メンバーとして踊ってほしいというのがみんなの願い。目標は見失わずに強い気持ちで頑張ってほしい」

長野放送
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