日本と中国の交流を目的とした中学生の卓球大会が8月に中国で開かれ、出場した秋田県内の選手が県庁で大会結果を報告しました。

県庁を訪れたのは共に大仙市の大曲中学校で3年の高橋実夢選手、1年の小松心愛選手など4人です。

2人が出場したのは日本と中国の友好都市などの交流を目的とした中学生の卓球大会で、5年ごとに中国・北京で開催されています。

新型コロナの影響で8年ぶりに開かれた今大会は、友好提携を結ぶ両国の都市同士で結成された42の合同チームが出場し、このうち秋田県は甘粛省と組み、3位入賞という過去最高の成績を収めました。

大曲中学校3年・高橋実夢選手:
「全国の人とか中国の人と仲を深めることができ、いい経験ができたと思います」

大曲中学校1年・小松心愛選手:
「もちろん日本語も通じなかったんですけど、心と心がつながったような気がします。これからの大会でそれを生かして勝ち進んでいきたいと思います」

甘粛省と友好協定を結んで2027年に45年の節目を迎える秋田県は「今後もスポーツを含めた広い分野で交流を深めていきたい」としています。

秋田テレビ
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