クマは体長1.1メートルの雄 名取市愛島塩出の山林で

宮城県名取市は8月25日、農作物被害を防ぐために設置していたイノシシ用の箱わなにクマ1頭がかかり、殺処分したと発表した。

クマが捕獲されたのは、名取市愛島塩出の山林。
市によると、24日午前6時ごろ、市の鳥獣被害対策実施隊の隊員が箱わなの見回りをしていたところ、体長約1.1メートルの雄のクマ1頭を発見した。
市は鳥獣保護管理法などに基づき、適切な手続きを経て殺処分したとしている。

ゆりが丘周辺でクマ目撃相次ぐ

名取市では8月に入り、ゆりが丘地区周辺でクマの目撃情報が相次いでいる。
市は23日、クマ対策として高舘熊野堂の山林にクマ用の箱わなを設置。今回の捕獲個体がこれまで目撃されていたクマと同一かどうかは分かっていない。

仙台放送
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