奈良市で、仕事帰りで帰宅中の女性の後をつけ、後ろから腕をまわしてわいせつな行為をした疑いで、男が逮捕されました。調べに対し、男は「性的欲求を満たすためにやった」と供述しています。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、奈良市の会社員の33歳の男です。
男は7月4日午後10時半ごろ、奈良市内で女性（30歳代）の後をつけ、うしろから両腕を回して胸をわしづかみにした疑いがもたれています。
警察によると、当時女性は仕事帰りで、男も女性の利用した駅の改札を通過したということです。
男は駅で女性を見つけた後、約10分にわたって徒歩で女性の後をつけ、人気のない路地で犯行に及んだとみられます。
女性が声を上げたため男はその場から逃げ出し、男に逃げ去られたため女性は110番通報したということです。警察は防犯カメラなどを捜査して、男を逮捕しました。
男と女性の間に面識はなかったということで、調べに対し男は「私がやりました。性的欲求を満たすためです」と容疑を認めています。
警察は今後、詳しい動機や余罪について調べる方針です。
