夏の全国高校野球決勝、沖縄県代表の沖縄尚学は西東京代表の日大三高を3-1で破り、夏の甲子園で悲願の初優勝を果たしました。

夏の甲子園で初めての優勝を目指す沖縄尚学と2度の優勝経験を誇る強豪日大三高との対戦となった決勝戦。初回に1点を先制された直後の2回表、沖尚は7番阿波根のツーベースヒットですぐさま同点に追いつきます。

緊迫した攻防が続く中、試合が動いたのは6回。沖尚は1番宮城がライトへのヒットで出塁し、盗塁に成功。2死2塁のチャンスでバッターボックスには今大会好調の4番宜野座。レフトへのタイムリーヒットで勝ち越しに成功します。
さらに8回には宜野座が2打席連続のタイムリーで追加点!

投げては先発の2年生新垣有絃が鋭く曲がるスライダーを軸に、日大三高の強力打線を8回途中まで1失点に抑える好投を見せます。

そして8回2死からはエース末吉がマウンドへ。
沖尚2点リードのまま迎えた最終回。1死1塁・3塁で一打同点のピンチを迎えますが、最鍛え上げてきた鉄壁の守りを見せつけるダブルプレーでゲームセット!

沖縄尚学が日大三高を3-1で破り、夏の甲子園、悲願の初優勝を果たしました。

▽眞喜志 拓斗 主将:
全国の舞台、甲子園で日本一になれたということは本当に嬉しいです。たくさんの方々が応援に来てくれて一球ごとに声援や歓声を送ってくれて、感謝という言葉でしか表せないです

大きな声援を送っていた地元那覇市も喜びに包まれました。

▽沖縄尚学の生徒:
めっちゃうれしいです!おめでとうという気持ちでいっぱいです
野球部は沖尚生、県民の誇りです

▽那覇市の第一牧志公設市場で応援していた人:
どっちも頑張っていたので、沖尚も勝って嬉しいし、日大三高も頑張っていたので、
どっちも褒め讃えたいです

▽応援していた人
沖縄の誇りです。ありがとうございました

▽応援していた人
県民を代表してありがとうございます。感動をありがとうと言いたいです

沖縄県勢の優勝は2010年の興南以来15年ぶりで、沖尚ナインが深紅の大優勝旗を沖縄へ持ち帰ります。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。