日産自動車は22日、4代目となる新型「ルークス」を先行公開した。

5月に経営再建計画を発表して以降、軽自動車として初となる新型モデルで勝負をかける。

「ルークス」は、天井が高く広い車内空間が人気のスーパーハイトワゴンに分類される軽自動車で、フルモデルチェンジは2020年以来5年ぶり。

現行モデルと比べて外装デザインを大幅に変更したほか、安全技術も拡充し、カメラやレーダーを使った検知機能など、日産がこれまでに蓄積した技術を搭載しているという。

また、日産独自のコネクテッド機能を選択すると、スマートフォンのGoogleアカウントと同期して情報を共有できるほか、Googleの音声機能を使い声によるエアコンの調整が可能になる。

軽自動車市場では、スーパーハイトワゴンが半数を占めていて、中でもホンダの「N-BOX」がトップとなっている。

現行モデルの「ルークス」は出遅れていて、大幅なモデルチェンジで巻き返しを図れるかが注目される。

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