イギリスのチャールズ国王は15日、原爆が投下された広島と長崎の犠牲について、「二度といかなる国もその代償を払うことがないように祈る」とのメッセージを発表しました。
これは、チャールズ国王が対日戦勝80年を記念し、戦没者を追悼する式典で述べたものです。
国王は戦火によって失われた命、甚大な苦難を忘れないこと、また、いまも世界各地で紛争が起きていることに触れたうえで、「戦争の最後の局面で広島と長崎の市民が払った計り知れない代償にも思いを致さなければなりません。それは、二度といかなる国も払うことがないようにと祈るものです」と述べました。