テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「紫外線対策の盲点」についてお伝えする。

15日も県内は晴れて気温が上がった。えびので37.2℃と体温並み。都城で36℃、美郷で35.5℃と、猛暑日となった。この時期は本当に、紫外線が強い。

紫外線の強さの月別の変化を「UVインデックス」という指標で見ると、7月と8月が「7.5」と、やはり最も強くなっている。しっかりとした紫外線対策が必要だ。その中でも今回は、「ここが盲点」ということをお伝えしたい。

ここで、サングラスをつけた古山予報士と、女性用の水着?をつけた藤崎アナによる寸劇がスタート…。
古山予報士:うわー、今日も太陽がギラギラだぜ。まいったなぁ。オレがより輝いてしまう。
藤崎アナ :いやあサンオイルが背中に濡れないわ…
古山予報士:オレが代わりに塗ってあげるよ
藤崎アナ :いやよ。私サングラスを意味なくつけて、カッコつけている男なんて大嫌い!

古山予報士:なに言ってんだ。サングラスはカッコつけるためだけじゃない。日焼け対策もできるんだ。
ここで古山予報士、役を離れて「サングラスによる日焼け対策」について解説。

はしだ眼科クリニックの橋田節子院長によると、目から紫外線が入ると、脳から指令が出されるという。「メラニンを作って」という指令で、メラニンが分泌されて肌が黒くなってしまう。つまり、肌に直接、紫外線が当たっていなくても、日焼けやシミの原因になってしまうということだ。

このためしっかりとしたサングラスが必要。その選び方を紹介する。
・大きさ:隙間から紫外線が入ってしまうので、顔にフィットしたものを
・紫外線の透過率:数値が低いほど、紫外線のカット率は高い
・レンズの色:濃すぎると瞳孔が開いてしまい、目に光が入りやすくなってしまう
このあたりに注意して、紫外線対策を徹底して欲しい。
(テレビ宮崎)