12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発した。
朝方発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)の結果を受け、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るとの見方が広がり、買い注文が膨らんだ。
7月のCPIは前年同月比で2.7%上昇と、2.8%程度の上昇を見込んだ市場予想を下回った。
労働市場の冷え込みも背景に、FRBが早期に利下げを再開するとの観測から買いが優勢となり、前日比483ドル52セント高の4万4458ドル61セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、296.50ポイント高の2万1681.90で史上最高値を更新した。