熊本地検は複数の女性の紹介を受けた対価、いわゆる『スカウトバック』として
集金役に現金を渡した疑いで逮捕・送検されていた性風俗店経営者の男を略式起訴しました。風営法違反の罪で略式起訴されたのは福岡市の会社役員佐伯 一朗 被告(46)です。佐伯被告は7月、自身が経営する熊本市中央区中央街の性風俗店で複数の女性の紹介を受けた対価、いわゆる『スカウトバック』として集金役に現金を渡した疑いで逮捕・送検されていました。

熊本地検は8月8日付で佐伯被告を熊本簡易裁判所に略式起訴、裁判所によりますと、罰金70万円の略式命令が出されたということです。

一方、この事件をめぐり、佐伯被告と店を共同経営し、『スカウトバック』を支払った疑いで逮捕・送検されていた福岡県久留米市に住む会社役員の女性について、
熊本地検は不起訴処分としました。理由については「刑事訴訟法に基づき、明らかにできない」としています。

テレビ熊本
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