日航機墜落事故から12日で40年となるのを前に、墜落現場の麓では、まもなく灯籠流しが行われます。

1985年8月12日に乗客乗員520人が犠牲になった日航機の墜落事故現場がある群馬・上野村では、麓を流れる川で、まもなく犠牲者を悼んで灯籠流しが行われます。

約200個の灯籠には「空の安全」を願うメッセージが寄せられていて、このあと遺族や参加者の手で川に浮かべられます。

事故で父を亡くした若本千穂さん(60)は「2025年は還暦を迎えて、父が生きられなかった10年間、ちゃんと生きてこられたかなとか。そういうふうな気持ちにもなっていますね」と話しました。

事故から40年となる12日は、朝から遺族や関係者が参加して御巣鷹の尾根を慰霊登山するほか、追悼慰霊式が行われます。

フジテレビ
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社会部
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