北陸新幹線の開業に伴い、福井駅周辺は再開発が進められている。このうち駅西側エリアで進む再開発について、複数のビルが拡大される計画が発表された。総事業費は40億円の増額を見込む。
ビル拡大、事業費が40億円増
福井駅西側エリアの再開発組合は、駅周辺の都市開発が大きく進んでいることを受け、8月1日に開いた総会で計画の変更を決定した。計画によると、北陸初進出となるホテル「カンデオホテルズ」が入るビルを、当初の11階建てから15階建てに、また商業施設やオフィスが入るビルを4階建てから7階建てに拡大。4年後の春までに順次完成させたいとしている。

このビルの規模拡大により、再開発の総事業費は約40億円増えて170億円となる。再開発組合は、県に対し計画変更の認可申請を行った。
4年後の春までに順次完成へ

2025年10月上旬にはホテル棟などの新築工事に着手し、4年後の春にかけて順次、ビルが完成する予定となっている。