あの寝台列車「北斗星」の客室が、賃貸住宅としてよみがえった。
上野~札幌間を運行していた寝台列車「北斗星」は2015年に惜しまれながら、27年間の歴史に幕を閉じた。

鉄道ファンに特に人気だったのは、A寝台と呼ばれた客室。

その「北斗星」の客室を再現した部屋が7月、JR「さいたま新都心」駅近くに、賃貸住宅として誕生した。例えば、ソファは実際に「北斗星」の車内で使われていた物を再利用。
テレビも、当時と同じ「北斗星」仕様のはめ込み式にするこだわりだ。

家賃は、ともに1Kタイプで2人用個室を再現した「ツインデラックス」が月19万円、1人用個室の「ロイヤル」は月21万円となっている。それぞれ1部屋ずつの超限定物件だ。
ジェイアール東日本都市開発・宮城勝二さんによると、7月25日から募集を開始して以降、取材時の7月29日の時点で登録申し込み2件、特設ページには150件超の問い合わせが寄せられているという。

申し込みは8月末まで、入居者は抽選で決められる。
(8月1日「Live News days」放送より)
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