7月最終日の31日も、日差しがジリジリと照りつけました。
31日の最高気温は岩手県内で一番上がった葛巻で34.4℃で、35.0℃以上の猛暑日になった所はありませんでした。
盛岡は33.7℃で、30日より2℃低くなっています。
31日で7月も終わりですが、7月の天気を振り返ってみると大きな特徴が2つあります。
一つは暑さです。
7月1日から30日までの30日間の平均気温を平年の差で表したものでは、県内全ての地点が真っ赤で平年より2℃以上高いことを示しています。
県内ほぼ全ての地点で7月の平均気温が観測史上1位と、記録にも記憶にも残る暑さの7月となりました。
その一方で、雨が降っていません。
7月1日から30日まで30日間の降水量を平年との比で表しているものでは、県内の平年比は約40%以下というところが多く、特に金ケ崎が7%、湯田・北上・若柳は9%と一桁にとどまっています。
次の雨が待ち遠しいところです。8月2日(土)は台風9号の間接的な影響で、6日(水)は気圧の谷や前線の影響で、雨が降る予想です。
すぐに水不足解消とはいかないですが、ようやく雨の降る日が出てきそうです。
(気象予報士:吉田裕美)