テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「2回目の土用の丑の日」についてお伝えする。

31日の宮崎県内は昼過ぎにセミの大合唱で夏の暑さを倍増させていたが、日が沈み始めてからは過ごしやすい体感となってきた。そして31日は「2回目のうなぎチャンス」#Linkマスコットキャラクターの「モココ」も、「タレだけでもいけます」というタスキをつけてアピールしていた。
2025年は土用の丑の日が2回!

うなぎといえば、夏の「土用の丑の日」。ことしは7月19日に1回目のうなぎチャンスだったが、31日も夏の土用の丑の日となっている。「土用」というと夏のイメージがあるかもしれないが、実は年に4回ある。立春、立夏、立秋、立冬の前、およそ18日間を表していて、2025年の「夏の土用」は7月19日から8月6日となっている。

年ごとに干支が割り振られているのは皆さんご存知の通りだが、実は「日ごと」にも干支が割り当てられている。夏の土用の期間のうち、「丑の日」はだいたい1回だが、今年は2回あるということになっている。
「う」のつくものを食べると夏バテしない

ただ、「前回、うなぎを食べてしまった」という方、「丑の日」は、「う」のつくものを食べると夏バテしない、と言われている。「うどん」「梅干し」など好きなものを食べて、夏バテを防止していただきたい。

この先は、夏バテしそうな暑さとなっていきそうだ。最高気温を見ていくと、8月1日から4日にかけて夏の太平洋高気圧が勢力を強め、内陸では連日、猛暑日が続きそうだ。特に1日、2日、3日は体温並みの暑さとなる。 これまで危険な暑さが落ち着いていたので、熱中症のリスクが高まりそうだ。しっかりと体調管理をお願いしたい。
(テレビ宮崎)