夏の全国高校野球長野大会の決勝が7月26日、松本市のセキスイハイム松本スタジアムで行われた。松商学園が佐久長聖を3-1で破り、4年ぶりの優勝を果たした。松商学園は全7試合でわずか3失点、投手力と堅守で頂点を掴み、38回目の夏の甲子園に臨む。
甲子園常連のライバル同士が激突
ノーシードながら、甲子園常連のライバル同士の激突となった決勝戦。
松商学園は毎回、得点圏にランナーを進めるもののあと1本が出ず、試合は5回まで両チーム無得点で進む。

6回表、松商学園は無死満塁から久保田のスクイズでついに均衡を破り、さらに内野ゴロと適時打でこの回、3点を挙げて試合を有利に進める。
反撃したい佐久長聖だが、松商のエース加藤が立ちはだかり1点が遠い展開が続く。
佐久長聖が意地見せるも松商が勝利
8回裏、佐久長聖は一死2、3塁から主将・森の犠飛で1点を返し意地を見せるが、一気に畳みかけることが出来ず。

試合は松商が3対1で勝ち、4年ぶり38回目の夏の甲子園出場を決めた。
「日本一に向け戦っていきたい」
30日、松商学園高校野球部員が県庁を訪問し、「全力で戦う」と甲子園での健闘を誓った。阿部知事は「応援を力に変えて頑張ってほしい」とエールを送った。

小林伸伍主将は「長野県の代表として、長野県の高校球児のみんなの思いも背負って甲子園で戦いたい。目標は日本一ということころはブレずにやっているので、日本一に向けて一戦一戦、戦っていきたい」と力強く語った。
大会は8月5日に開幕する。
(長野放送)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)