12月31日朝、富士山で男性が滑落する事故があり、警察の山岳遭難救助隊が救助に向かっています。
12月31日午前6時50分頃、富士山の御殿場口6合目付近で男性(30代)から「突風に煽られて滑落した」と110番通報がありました。
警察によりますと、男性はひとりで登山をしている際に200メートルほど滑落し、顔を打撲したと話しているということです。
一方で、男性が所持しているスマートフォンのバッテリー残量が少ないことから詳しい状況について聞き取れておらず、山岳遭難救助隊の隊員5人が現地に向けて出発しました。
富士山は現在、登山道が冬季閉鎖されていますが、29日にも下山中の男性(44)が滑落する事故が起きていて、男性はその後死亡しています。