カムチャツカ半島付近で起きた地震を受けて、気象庁は30日午前9時40分過ぎ、北海道太平洋沿岸、東北地方太平洋沿岸、関東地方、伊豆・小笠原諸島・東海地方・和歌山県に津波警報を発令した。神奈川・藤沢市の津波避難タワーには、午前11時45分頃、160人ほどが避難している。
津波避難タワーは、7月26日に開所したばかりの施設。避難している人からは、タイミングとしては本当に良かったが、備蓄食糧や飲料水がまだ届いておらず、その点では困っているという声が聞かれた。施設内は混乱はなく落ち着いた状況で、高い場所にあるため風通しがよく、そこまで暑さを感じることはない。
また藤沢市によると、市内には海水浴場が3カ所あり、津波注意報が出た段階で海水浴客に避難を呼びかけ、現在は閉鎖している。
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