天皇陛下は、ミクロネシア連邦の大統領と面会し、戦後80年にあたり多くの犠牲者を悼む思いを示された。

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午前11時、陛下はお住まいの御所で、大阪・関西万博のため来日したミクロネシア連邦のシミナ大統領を笑顔で出迎えられた。

南太平洋にあるミクロネシアは、かつて日本の占領下にあり、太平洋戦争の際には日米両軍の激しい戦場となった。
宮内庁によると、陛下は「大変多くの人が亡くなられ、痛ましく思っています」と述べ、日本兵の遺骨の収集や輸送への協力に感謝の思いを示された。

ミクロネシア・シミナ大統領
ミクロネシア・シミナ大統領

これに対し大統領は、「戦後80年というのは、その後日本が平和国家として世界に貢献してきたことに思いを寄せる年でもある」と述べたという。
(「イット!」7月29日放送より)

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イット!
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