アメリカ・ニューヨークの街中で火災が車に引火し、爆発する様子がカメラに捉えられた。この爆発で複数の消防士が負傷する被害が出た。一方、トルコでは、街中でビルが解体作業中に倒壊。解体業者が道の封鎖を行っていなかったため、瓦礫や破片により周囲の車や店などが被害を受けた。

道路脇火災で車が大爆発

ニューヨークで5日に撮影されたのは、大爆発の瞬間だった。2度にわたって爆発音が響いていたが、何があったのか。

現地メディアによると、この日、道路脇のゴミが燃える火事が発生していた。その後、止まっていた車に引火したとみられる。

爆発する車(Jaylee.King.)
爆発する車(Jaylee.King.)
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この爆発で、駆けつけた消防士7人がケガをしたが、いずれも命に別条はなかった。

安全対策なしで“ビル解体”

一方、トルコでは、ビルが倒壊する瞬間がカメラに捉えられていた。

ビルが倒壊する瞬間(IHA)
ビルが倒壊する瞬間(IHA)

倒壊で瓦礫やコンクリートの破片が四方八方に飛び散り、辺りは一瞬にして真っ白になっていた。近くにいた人たちは突然の出来事でパニックとなり、逃げまどう様子も確認できる。

目撃者は「車がメチャクチャだ…バラバラになっている」と話し、ぼう然とした様子だった。

窓ガラスが割れてしまった車(IHA)
窓ガラスが割れてしまった車(IHA)

ビルが倒れる瞬間、偶然通りかかった車はコンクリートの破片や瓦礫が直撃し、窓ガラスは粉々に割れてしまっていた。

当時、何が行われていたのか。

現地メディアによると、解体業者が道路の封鎖など安全対策を取らずに作業を行っていたという。

この事故で周辺の店や車などに被害が出たが、大きな人的被害はなかったという。
(「イット!」 11月7日放送より)

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