スタジアムで行われている無料のサッカー教室。
指導をするのは、サッカー元日本代表の小野伸二さん(45)です。

小野伸二さん:
ボールがどこに来るのかを把握してね。
現役時代と変わらぬテクニックを披露!
しかし、単なるサッカー教室ではありません。
小野伸二さん:
明るい森が地球に優しい、温暖化をゆっくりしてくれると思う人手上げて!

近年増加する“気温の急上昇”や“災害級の大雨”。これは、そうした“気候変動について考えるサッカー教室”なんです。
小野伸二さん:
近年、大雨・雷が多くなって、Jリーグでは2018年以前に比べると5倍ぐらい中止の試合が多くなった。サッカーは環境がないとできないと思うので、外で楽しくやるための環境作りっていうものを僕らは意識しなきゃいけないのだなと。

小野伸二さん:
最近の天気どう?
子ども:
暑い!
小野伸二さん:
暑いよね。サッカーやっていて辛いでしょ?まだ僕が皆さんと同じくらいの時って、もっと涼しい時期だったのね。
自身がプレーしていた時との気候の違いを、肌で感じているという小野さん。
“サッカーができる環境を未来につなぎたい”と去年からこの教室を始めました。
小野伸二さん:
Jリーグとして、サッカー界として、そういうものに取り組み・発信する力は大きいと思います。今いる子供たちの未来が明るくなるように、どうしたら環境が良くなるかをみんなで考えていけるような時間になったら嬉しく思います。
サッカーがいつまでも外でプレーできる環境へ。
子ども達の明るい未来にパスをつなぐ小野さんの活動はあすも続きます。
(イット!6月4日放送より)