いわゆる“撮り鉄”による午前3時の大騒ぎの現場となったのは、JR大宮駅近く。
13日午前3時ごろ、300人ほどの鉄道ファンが殺到していた。

撮り鉄たちが“午前3時の大騒ぎ”

彼らのお目当ては、15年前に引退した中央線の車両「201系」。
車庫へと移送するため、久しぶりに姿を見せたのだという。

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“撮り鉄”:
動かないでよ。危ないからねー。 

列車が近づくと、鉄道ファンのテンションは一気にピークへ。
列車が通過すると、撮り鉄たちは次々と車道に飛び出していた。

クラクションを鳴らす車に逆ギレする様子も
クラクションを鳴らす車に逆ギレする様子も

現場では、クラクションを鳴らす車に対し、逆ギレする様子も見られた。
怒号が飛び交うなど、現場は大混乱となった。

こうした騒ぎの中で、一部の鉄道ファンは行き交う車を誘導するなどしていた。

迷惑抗議相次ぎ警察が駆けつける事態にも

午前3時に響き渡った撮り鉄たちの怒号と奇声。
迷惑行為の相次いだこの騒ぎは、やがて警察官が駆けつける事態へと発展した。

近隣住民に映像を見てもらうと、「こんなにいたの、この時間に。マナー悪いですよね。ドライバーにしてみるとヒヤッとしますよね。危ないですよ」と感想を語った。

一部始終を目撃した近隣住民は、現場の“異様さ”を「うまい写真が撮れて、興奮して『うおー』とかって声出したりとか。警察が出動する事態までに陥ってしまった」、「珍しい電車が来て、みんな興奮しすぎて、声がたぶん出し過ぎて近所迷惑となって警察が来てしまったのではないのかな。叫ぶのやめてほしいなと思います」と話した。
(「イット!」7月14日放送より)

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