EU=ヨーロッパ連合は14日、有害なコンテンツやネットいじめなど、オンライン上のリスクから未成年者を保護するためのガイドラインを発表しました。
今回策定されたガイドラインでは、巨大IT企業を規制する「デジタルサービス法」に基づき、未成年者のアカウントを初期設定で「非公開」と設定することなどを推奨しています。
この他、ネットいじめを防ぐため、本人の同意なしに特定のグループに追加されないことや、「既読」の表示など、過度な利用につながる機能を初期設定で無効にすることを挙げ、「リスクを抑えながら学習や交流の機会などオンラインのメリットを確保したい」としています。
またEUでは、成人向けのオンラインコンテンツを利用する際の年齢確認を厳格化するためのアプリの試作モデルも発表していて、今後EU加盟国でテストを行う方針です。