プレスリリース配信元:医療法人社団マイクロ会
精索静脈瘤、精路閉塞に関する理解が進展。手術への関心も上昇傾向
治療可能な男性不妊を中心に診療している医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科(所在地:東京都中央区、医師:永尾光一)は、不妊に関する正しい知識の普及を目的として、全国の24歳~59歳の男女1000名を対象にオンラインによる意識調査を実施しました。今回の調査では、2021年に実施した同様の調査と比較して、男性不妊やその主な原因である「精索静脈瘤」への認知度が向上していることが明らかとなりました。
■主な調査結果(2021年 → 2025年)
- 「精索静脈瘤を知っている」 6.9% → 11.6%(約1.7倍)
- 「精索静脈瘤と精路閉塞の日帰り手術を知っている」 4.3% → 10.4%(約2.4倍)
- 「精索静脈瘤により早期の生殖機能低下になることを知っている」 5.9% → 12%(約2倍)
- 「精路閉塞を知っている」 11.6% → 14.4%(約1.24倍)
2021年に実施したアンケートの結果
約8割が男性不妊の原因を知らない:銀座リプロ外科が男性不妊に関する意識調査を発表
1.精索静脈瘤の認知度
2.「精索静脈瘤と精路閉塞の日帰り手術」の認知度
3.「精索静脈瘤により早期の生殖機能低下になることを知っていますか?」という質問の結果
4.精路閉塞の認知度
■調査概要
調査対象:全国の24歳~59歳の男女1000名
調査方法:オンラインアンケート
調査時期:2025年2月
■永尾光一医師からのコメント
「男性不妊の原因のひとつである精索静脈瘤は、実は治療可能な疾患です。今回の調査結果からも、徐々にその認知が広まりつつあることが伺えます。しかし、依然として多くの方が『不妊は女性の問題』と捉えている現状も根強くあります。
私たちは、専門医療機関として、正しい情報を届けるとともに、患者さまが気軽に相談できる体制を整えることで、『男性不妊に悩むこと自体が特別ではない』という社会の理解を深めていきたいと考えています。」
永尾光一
プロフィール:銀座リプロ外科 院長/東邦大学医学部 名誉教授
永尾医師はナガオメソッドにより20年以上、精索静脈瘤手術をしており、その手術数は10,000例以上となります。日本ではまだ認知度が低い男性不妊ですが、より多くの患者様に気軽に相談していただければと思っております。
■精索静脈瘤手術とは
永尾医師は、男性不妊治療専門クリニック「銀座リプロ外科」の院長を務めており、特に精索静脈瘤の診断および手術において日本における第一人者です。
男性不妊の原因として最も多いのが精索静脈瘤です。精索静脈瘤とは、精巣やその上部にある精索部 (精管、血管、神経、リンパ管などを含む膜構造)に、静脈瘤(静脈の拡張)または 静脈瘤(静脈の逆流) が認められる症状を指します。男性不妊症患者のおよそ40%が、この症状を有しているとされています。
腎臓の静脈からの血液逆流により、左精索静脈内の陰嚢上部がうっ血し、瘤(こぶ)状の腫れが発生します。このため血液が停滞し、精巣の温度が上昇して精巣機能が低下する原因となります。
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